漫画まとめ

面白いフィギュアスケート漫画おすすめ10選 華麗なる氷の世界

モーメント 永遠の一瞬 (槇村さとる)

マンガ「モーメント 永遠の一瞬」のオススメポイント

『モーメント 永遠の一瞬』は、オリンピックで活躍するフィギュアスケーター・北原雪の半生を描いた作品です。幼少期から才能を発揮し、トップコーチの指導を受けながらも、様々な困難に直面する彼女の姿が印象的です。同年代の仲間との友情や、ライバルとの関係性など、人間ドラマにも注目。スケートシーンの迫力はもちろん、登場人物たちの喜怒哀楽が丁寧に描かれ、読み応えのある作品となっています。時にアップダウンの激しい展開に心を揺さぶられつつも、雪の成長と活躍を追いかけていく楽しさを味わえるでしょう。作者の槇村さとる先生は、以前にも『ヒロインの条件』でフィギュアスケートを題材にした作品を発表しており、本作はその集大成とも言える内容です。ぜひ、北原雪の永遠の一瞬を、漫画を通して体感してみてください。

アイスフォレスト (さいとうちほ)

マンガ「アイスフォレスト」のオススメポイント

「アイスフォレスト」は、フィギュアスケートの中でもアイスダンスをテーマにした、ドラマティックでゴージャスな作品です。主人公の珠洲雪野は、かつてジュニア大会で優勝したシングルスケーターでしたが、怪我によりアイスダンスに転向。しかし、パートナーに恵まれずクラブが解散するなど、厳しい状況に直面していました。

そんな雪野の運命を変えたのは、煌河グループの御曹司で元フィギュアスケーターの煌河一己との出会いでした。一己は雪野をバックアップし、19歳のカナダ人アイスダンサー、ロマン・ギルベールを彼女のパートナーとして紹介します。彼は元パートナーと破局し、新たな活動の場を日本に求めていたのです。

雪野を支える一己と、恋愛を避けるロマン。2人の間に挟まれながら、雪野はアイスダンスの世界で成長し、大人の女性としても経験を積んでいきます。さらに、一己が家族企業の権力争いに巻き込まれるなど、物語は複雑な大人のドラマとして展開されます。

最大の魅力は、作品全体に描かれる壮麗なアイスダンスの演技シーンです。巻を追うごとにその描写は華やかさを増し、最終巻では壮大な「トリスタンとイゾルデ」の演技で宇宙規模のスケール感が味わえます。アイスダンスの魅力と、リアルなフィギュアスケートの世界が織り成すこの物語を、ぜひ楽しんでみてください。

ブリザードアクセル (鈴木央)

マンガ「ブリザードアクセル」のオススメポイント

「ブリザードアクセル」は、不良少年から天才フィギュアスケーターに成長する主人公・北里吹雪の物語です。吹雪は目立つためにケンカに明け暮れていましたが、ひょんなことからフィギュアスケートと出会い、その才能が一気に開花。彼の努力と成長が描かれる熱いフィギュアスケート漫画です。

物語の舞台は、福島から東京へと移り、トップレベルのクラブで特待生試験に挑む吹雪。彼の大胆な技と、ギャグ満載の演技で名門クラブのコーチ陣を驚かせます。シュトラウスの「ラデツキー行進曲」に合わせた演技では、史実の英雄と吹雪の姿が重なり合って描かれ、その大胆で華麗な演技は読者を魅了します。

吹雪とペアを組むヒロイン・白原六花の登場や、他クラブとの熱い戦いが物語をさらに盛り上げ、ユーモアと情熱に満ちたストーリーが展開されます。フィギュアスケートの魅力やケレン味あふれる描写が楽しめるおすすめの一作です。

メダリスト (つるまいかだ)

マンガ「メダリスト」のオススメポイント

『メダリスト』は、フィギュアスケートを題材にした熱気あふれる作品です。26歳の元フィギュア選手・司と、11歳でフィギュアを始めた少女・いのりの出会いから物語が始まります。二人は周囲に認められない経験を持ち、自信を奮い立たせながら努力する姿が印象的です。

いのりは基礎がしっかりしており、飲み込みが早いタイプ。司はいのりの専任コーチとなり、二人で手を取り合って挑戦していきます。その過程で直面する困難や、いのりと同い年の天才少女・狼嵜光とのライバル関係など、スポーツ漫画ならではの要素が盛り込まれています。

まだ2巻までの段階ですが、これからの展開が非常に楽しみな作品です。フィギュアスケートに興味がある方はもちろん、努力と成長の物語を描いた作品が好きな方にもおすすめできる漫画だと思います。ぜひ一度手に取ってみてください。

キスアンドクライ (日笠希望)

マンガ「キスアンドクライ」のオススメポイント

日笠希望先生の「キスアンドクライ」は、フィギュアスケートを題材にした感動のスポーツ漫画です。主人公の橘龍希は、かつて日本中の期待を集めるフィギュアスケート選手でしたが、1年間の昏睡状態から目覚めると、スケートに関する記憶を全て失ってしまいました。

再びリンクに立とうとしても、素人以下の実力しかない龍希。しかし、彼は諦めずに立ち上がり、強く前へと歩み出します。失われた記憶と技術を取り戻すために、龍希は仲間たちと共に懸命に努力を重ねていきます。

日笠先生の丁寧な描写により、フィギュアスケートの美しさと厳しさが生き生きと描かれています。また、龍希の不屈の精神と、彼を支える仲間たちの絆は、読者の心を強く揺さぶるでしょう。

スポーツ漫画ファンはもちろん、感動的なストーリーを求める全ての方におすすめしたい作品です。「キスアンドクライ」を通して、諦めない心の大切さと、仲間の支えの温かさを感じてください。

氷上のセイリオス (ザザロン亞南)

マンガ「氷上のセイリオス」のオススメポイント

「氷上のセイリオス」は、才能あるも影を抱える主人公が、フィギュアスケートに懸命に打ち込む姿を描いた感動のスポーツ漫画です。主人公を取り巻く個性豊かな登場人物たちとの関わりの中で、自分の目的や意義を探し、悩み、成長していく姿に胸を打たれずにはいられません。

世界のトップレベルに躍り出た日本のアイススケートを題材に、人間ドラマと競技の魅力を見事に融合させた稀有な作品であり、スポーツ漫画ファンのみならず、誰もが共感できる普遍的なテーマを持っています。

ページをめくるたびに、氷上で繰り広げられるダイナミックな演技と登場人物たちの熱い思いに引き込まれ、何度も読み返したくなる衝動に駆られます。まさに「必読」の一言に尽きる、現代のスポーツ漫画の金字塔と言えるでしょう。

キス&ネバークライ (小川彌生)

マンガ「キス&ネバークライ」のオススメポイント

『キス&ネバークライ』は、フィギュアスケートの世界を舞台に、主人公・黒城みちるの成長と恋愛、そして過去の謎に迫るサスペンスタッチの物語です。幼い頃からアイスダンスに憧れていたみちるは、ある事件をきっかけに記憶を失い、心に傷を負ってしまいます。しかし、再びアイスダンスの世界に戻ってきたみちるは、パートナーの四方田晶や、幼馴染の春名礼音との出会いを通じて、少しずつ自分自身と向き合っていきます。

みちるの過去に隠された真実、そして彼女の心の傷を癒していくプロセスが丁寧に描かれており、読者を引き込む展開が魅力的です。また、フィギュアスケートの美しさや厳しさ、選手たちの情熱なども繊細に表現されています。恋愛要素とサスペンス要素が絶妙に絡み合った、読み応えのあるストーリーが楽しめる作品です。

フィギュアスケートに興味がある方はもちろん、ミステリーや恋愛ものが好きな方にもおすすめできる、幅広い読者層に向けた作品だと言えるでしょう。全11巻で完結しているので、最後まで一気に読み進めることができます。

銀盤騎士 (小川彌生)

マンガ「銀盤騎士」のオススメポイント

「銀盤騎士」は、フィギュアスケートの世界を舞台にした、笑いありロマンスありのラブコメディです。小さな出版社で健康雑誌の編集者をしている猪狩千登勢と、彼女の幼なじみでフィギュアスケート界のスター選手である雉子波心との物語が描かれます。

雉子波は氷上で王子のように華麗な演技を披露しますが、その活躍の裏には千登勢との「ある秘密」がありました。彼の成功の鍵となるのは、魔法少女と鎧の騎士に関するある要素です。

フィギュアスケートの魅力的な世界と、雉子波が千登勢と共に成長しながらトップを目指す姿は、読者を引き込みます。彼のヘタレな一面や千登勢との掛け合いも楽しく、笑いと愛に満ちたストーリーが展開されます。魔法とフィギュアスケートが交差する「銀盤騎士」で、ぜひ氷上のロマンチックな物語を楽しんでください。

白のファルーカ (槇村さとる)

マンガ「白のファルーカ」のオススメポイント

『白のファルーカ』は、1987年から1989年まで別冊マーガレットで連載された、アイスダンスを題材にした漫画です。主人公の秋吉樹里は、両親を亡くした17歳のアイスダンス選手。世界的フィギュアスケーター松木恵とペアを組むことになりますが、出会いは最悪。トップアスリートならではの傲慢さと繊細さを持つ恵に、樹里の感情は大きく揺さぶられていきます。

二人の絆と恋愛感情が育まれる中、スペイン人ダンサーの母を持つ海堂恩が割って入り、関係はさらに複雑に。フラメンコを象徴するような情熱的なストーリー展開が魅力です。アイスダンスの描写は本格的で、靴の種類から演技まで、シングルとの違いがよく分かります。同じくアイスダンスを題材にした『愛のアランフェス』の登場人物も登場し、作品同士のつながりも楽しめます。80年代らしい華やかさと力強さを持った作品を、ぜひ手に取ってみてください。

氷の女王 (リカチ)

マンガ「氷の女王」のオススメポイント

『氷の女王』は、リカチによるフィギュアスケートを題材にしたラブストーリー漫画です。内気な主人公・ニカが、クラスメイトの七緒のかっこいいスケートの姿に感化され、自分もスケートを始めるところから物語が展開します。スケートを通じて、ニカは新しい自分を発見し、少しずつ成長していきます。七緒との出会いがニカの人生を大きく変えていく様子が、丁寧に描かれています。リカチの代表作『明治緋色綺譚』ファンはもちろん、スポーツ漫画が好きな方、恋愛ストーリーが好きな方にもおすすめの作品です。フィギュアスケートの美しさと、繊細な心理描写が魅力の一作です。

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