デスノート
天才高校生・夜神月が死神のノート「デスノート」を拾い、名前を書かれた人間を死なせる力を手に入れる。正義感から犯罪者を次々と死なせていく月だが、世界的な名探偵・Lに追われることになる。月とLの壮絶な頭脳戦が繰り広げられる中、月の理想とする新世界の行方や、デスノートを使う者の運命が描かれていく。大ヒットを記録した、超常現象を題材にしたサスペンス漫画。
賭博黙示録カイジ
「賭博黙示録カイジ」は、借金を抱えた主人公の伊藤開司(カイジ)が、その返済のために裏社会のギャンブルに身を投じる物語です。
最初は「限定ジャンケン」と呼ばれるカードゲームに参加し、借金の帳消しを目指します。
しかし、そこでさらに多額の借金を背負ってしまったカイジは、再び過酷なギャンブルに挑むことになります。
カイジは知恵と度胸を武器に、命を賭けた勝負に立ち向かっていきます。
福本伸行による、サバイバルギャンブル漫画の金字塔とも言える作品です。
ライアーゲーム
神崎直は、突然「ライアーゲーム」と呼ばれる嘘つき合戦のゲームに巻き込まれる。
参加者たちは与えられた現金を騙し合い、最終的に最も多くの金額を持っている者が勝利となる。
真面目で正直な性格の直は、ゲームを通じて人間の醜い欲望と向き合うことになる。
天才的な頭脳を持つ秋山深一と出会い、二人でゲームに挑むことを決意する。
嘘と騙し合いに満ちたゲームの中で、直は真実と正義を貫く道を模索していく。
モンスター
外科医の天才テンマが治療した少年ヨハンは、のちに連続殺人犯となる。
ヨハンの凶行の裏には、彼の出生に関わる陰謀が隠されていた。
テンマはヨハンを追い、真相を探るうちに、自らの過去にも向き合うことになる。
登場人物たちの心理描写が緻密で、人間の闇に迫る重厚なストーリー。
何度も読み返したくなる、浦沢直樹の代表作の一つ。
ラストイニング
インチキセールスマンの鳩ヶ谷圭輔が、勤めていた会社の不正で留置所に勾留される中、かつての母校である彩珠学院高校の野球部が弱小化し、学校経営も悪化していた。経営監査を任された美里ゆり子は野球部の廃部を主張するが、校長の狭山滋明は来年の夏までに甲子園に出場できれば存続を認める約束を取り付ける。狭山は13年前、甲子園県大会で審判を殴って失格となった元キャプテンの鳩ヶ谷を監督に迎え入れる。鳩ヶ谷は職も恋人も失っていたが、この監督就任を機に再起をかける。